ちょっと心に引っかかったことば

  selected by 松本智量(住職)


・南無阿弥陀仏 ナンマンダブ・・・
かつて、
「念仏は殻を纏った自らが崩壊する音である。新たな人生の産声である」
と喝破した先輩がいました。
そう、自分を絶対化することの危うさを指摘してやまないはたらきが念仏です。
念仏は私の口から出る仏さまの声。耳を傾けてみませんか。

・幻と闘うな。お前が闘っているのは、お前が勝手に作った幻じゃないか?

・「被害者」ではなく、「当事者」として事にあたれ。それだけで君の人生は変わる。

・手間暇かけて、ダメにする。

・「みんな」を怖れるな。「みんな」など存在しない。その中の、顔と名前を持ったひとりひとりを相手にしよう。

・あらゆる選択を間違えて、ここにいる。

・あらゆる仕事に貴賎はない。しかし、あらゆる仕事の内に一流から五流まで存在する。(村松友視)

・隣のレジは、早い。

・私たちが歴史から学んだことは、「私たちは歴史から何も学んでいない」ということだ。

・自分の嫌いなものや理解できないものがある世界こそが健全なんじゃないかな。

・本当に有益なのは「プロのアドバイス」と「素人の感想」。最も有害なのは「プロの感想」と「素人のアドバイス」。

・不安は不明から生まれる。だからまず不明に光を当てよ。不安になっている暇はない。

・人生にリセットボタンはない。でもスタートボタンはあるし、何回押したっていいんだ。

・人間は自分に都合の悪い人を悪い人という。

・ないものはない。

・これからがこれまでをきめる。

・苦を免れるためには、その苦を生かしていく道を学ぶことです。

・みんな平和について語るけど、誰もそれを平和な方法でやっていないんだ。

・あやまちは人生を決めない。あやまちの後が人生を決める。

・あなたがもし赤ん坊でないなら、自分の機嫌は自分でとりましょうね。

・まず、感謝してみよう。必ずしも徳にはならないが、かなりの確率で、得になる。

・強くなりたいと思ってる人は 自分より強い人を探す。強く見られたいと思ってる人は 自分より弱い人を探す。

・本好きには本を贈るな。贈るべきは栞である。

・二流は三流を見て笑い、一流は二流を見て学ぶ。

・「仕事で失敗しませんでした。働かなかったから」「人間関係で失敗しませんでした。人と関わらなかったから」彼の人生は完全で、そして最悪だった。

・正義の反対は悪ではなく別の正義。

・野の花が散ることは、花の終わりではありません。花が生き生きと活動している姿です。

・人は幸せになるためにではなく、幸せだと見られようとしてじたばたしている

・サヨナラに強くなれ。この出会いに意味がある。始まりはいつだって何かが終わること。(乃木坂46)

・「被害者意識」は麻薬だ。短期的には身を救うが、長期服用はいのちを滅ぼす。

・今日、成績が落ちて母に叱られた。
母は、「お前は頭の悪い子と付き合っているからつられて成績が落ちるのよ。
頭の良い子と付き合うようにしなさい」
と言ったので、僕は頭の良い子と付き合うようにした。
母が言った通り、その子がバカになった。

・何もできねぇから、助けてもらうんだ!!!おれは助けてもらわねぇと生きていけねぇ自信がある!!!
(モンキー・D・ルフィ 『ONE PIECE』)

・たまに湧くやる気はやる気じゃなくて気まぐれ

・闇があるから光がある 苦があるから楽がある 闇を生かせ苦を生かせ

・人生を破壊するのは無関心

・悲しい体験は人を成長させる。みじめな体験は人を萎縮させる。
ひとつの体験を悲しいものにするかみじめなものにするか。

・迷うことは進歩の証明です

・人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か

・「どうせむり」は呪いのことば。「だったらこうしてみたら」で夢はかなう

・「身の回りで、自分より優秀な人間を挙げてみよ」と言われて、
挙げることのできた人数が、その人物の器の大きさを示す。

・ひと月待てた手紙の返事 メールになって一週間 LINEになって一時間? 待てなくなってるせわしないね

・「ありのままの姿見せるのよ」と言うけれど 見られちゃ困る私のすがた それでもあるまま見ていてくださる阿弥陀さま

・知ってやる罪重い罪 知らずにやる罪深い罪 いずれの罪も縁次第

・サビは 鉄から生まれて鉄を腐らせる 愚痴は人から生まれて人を腐らせる

・「HAPPY」は「状況」ではなく、「選択」である

・私のものさしで問うのではなく、私のものさしを問うのです。

・一言が居場所を作り、一言が居場所を奪う

・人生とは、何かを計画しているときに起きてしまう別の出来事のことをいう。

・宗教は病気を直したりはしない。本物の宗教は病に苦しむ人間そのものを救う。

・何とかなる。それは、やることをちゃんとやってる人のセリフ。

・時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。
それね、本当のこと言われてるからよ。

・忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。
だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。

・あなたね、決断力がないんじゃなくて、決断する方法をしらないだけよ。
あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ。
最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから。
でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ。
最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃな いわよ。

・逆よ、全く逆よ。自分と向き合うにはひとりになるんじゃないわ。
いろんな人と関わりあうのよ。
お友達とおままごとしろって言っているんじゃないの。
自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。
見えてくるわよ、本当の自分が。

・ひま、やることがない。なんて間抜けなセリフだこと。
春は花を見て、夏は太陽を浴びて、秋は落ち葉を踏んで、冬は静かに春を待つの。
やることがないんじゃないわ。やることをわかってないのよ。

・縛らないことよ、自分で自分を。
わたしはかわいい、わたしはブス。わたしは賢い、わたしはダメ。わたしはモテる、わたしはモテない。
あなた、自分をすぐ何かに決めつけようとするでしょ。
本当の自分を見つけるのはもっとずっとずっと先の話。
今することは、一生懸命迷うことよ。

・新しい生活、その不安ね。大丈夫よ、全然、大丈夫よ。
いま考えてもしかたないじゃない。何かあったらその時に考えればいいのよ。
本当にそんなものよ。それで意外とうまくいくのよ。

・そうね、明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。
けど、暗い人には疲れちゃうわよね。
だからね、楽しくするってより、楽にする。なのよ。

・みてるわよ、あなたがしていること。あのね、神様じゃないわよ。もうひとりのあなたがよ。
もうひとりのあなたがあなたをみているのよ。見放されないようにね。嫌われないようにね。

・一生懸命努力してるのに報われないじゃない。
努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない。

・迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、
泣かないことが強さじゃなくて、
本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。前をね。

・はじまるわね。新しい場所、新しい事、新しい人。大変よね、不安よね。
あのね、少しだけ思い返してみて、離ればなれになった友達を。
道は違うけど、同じ不安よね。だからこう思って。みんな頑張って、わたしも頑張るよって。
きっとね、みんなもあなたを応援してるわ。さあ、頑張りなさい。

・「空気」なんか読むな。読むべきは「文脈」だ。

・「アナタは関係ないでしょ」 「うるせぇバカ!この世にオレに関係ない事なんてねぇんだよ!」

・行なき信は観念の遊戯であり、信なき行は不安の叫びである。(梯實圓)

・アンパンマンは、「バイキンマンは悪い奴だ! 許さないぞ!」とは言わない。
「バイキンマン!またイタズラしたな!許さないぞ!」と言う。
悪いのはバイキンマンの「人格」ではなく、「行為」である。

・幸せとは「不幸の回避」ではなく、「乗り越えるのが楽しい不幸」(岡田斗司夫)

・ハードルは高ければ高いほど くぐりやすい

・欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う。(高橋泥舟)

・花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ。(アントニオ猪木)

・「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる(堂本五郎)

・一年前の悩み事、言える人いますか?(斉藤一人)

・己にある大きなものの小ささを感じとることができぬ者は、
他人にある小さなものの大きさを感じとれぬ者だ。

・「バツ」の世界もちょっと見方を変えるだけで「プラス」の世界になるんだね。

・晴れの日は枝が伸びる。雨の日は根が伸びる。

・結局 あなたが受け取る愛はあなたが与える愛に等しい。(ジョン・レノン)

・何かをしたい者は手段を見つけ、したくない者は言い訳を見つける。

・仏教ってOSみたいなもの。でもみんなアプリとして使ってる。

・どうでもいいことが、どうでもよくなると、人生は楽になる。

・魚を育てるとは、すなわち、水の状態を整えることにほかならない。

・失った悲しみの大きさは、与えられていたものの大きさである。

・道に迷うことは道を知ること。

・あなたは騙されていたわけではない。あなたが自分の見たいものしか見ていなかっただけだ。

・怒りたくて怒っているんじゃない、とあなたは言うがそれは嘘だ。

・あらゆる争いは、被害者意識の競い合いだ。

・不安とは、何が不安か分からなくなっている状態をいう。

・自分の悩みは、他人事と思おう。客観視すると、道が開ける。
他人の悩みは、自分事と思おう。世界がもっと身近に、潤ってくる。

・「何をするか」はたいした問題ではない。
重要なのは、「いかにするか」だ。

・決断で重要なのは、中身ではない。タイミングだ。

・自分の正しさを疑えるうちは、まだあなたはだいじょうぶ。

・今日あなたが会う人はどの人も、何かを怖れているし、誰かを愛しているし、
何かを失った人なのだということを憶えておきなさい。

・平和は「目的」ではない。平和は「方法」であり「やり方」なのだ。
それを私たちはしばしば取り違え、平和を求めて争いをする。

・何かをしてもらったときには、「すみません」ではなく、「ありがとう」と言おう。

・足なんか引っぱらないで手を引いてくれればいいのに(名取芳彦)

・合気道の最強の技?それは自分を殺しにきた相手と友だちになることかな。(塩田剛三)

・何かに行き詰まるのって大抵、自分で自分を規制しちゃって逃げ場をなくしてるんですよ。
自分の中の縛りさえなくせば脱出は簡単でしょ。(杉作J太郎)

・太陽の下でボール追いかけたりしてるのが生き生きした状態と思ってたら大間違いですよ。
そんなの犬でもできますから。
それよりも人間、悩んでる状態のほうが
実は絶対、かえって生きてるって証なんじゃないかと。(杉作J太郎)

・日々これ口実

・人は出会いによって育てられ、別れによって深められる。

・じぶんと他人を、がんじがらめにしばっている呪い。
おたがいに監視しあって解けないように気をつけている。
呪いのほとんどは、ありもしない。
あるような気がするというだけで、もうそれは呪いになっている。(糸井重里)

・不安を持つことと準備をすることは違う。
いくつかのまんじゅうがあって、中にひとつだけ、からしがたっぷり入ってるとき、
怖がりながらひとつ食べても、怖がらずにひとつ食べても、
これから起ることは同じなのだ。(糸井重里)

・「絶望」の反対語は「希望」じゃなくて、「ユーモア」じゃないかな(宇多田ヒカル)

・人はつまづいた所からしか立ち上がれない。

・自分を疑え

・誰にも負けることができる人は、天下無敵だ。

・人間にとって最重要なのは「理解」ではない。「折り合い」だ。

・共生の道があるとすれば、理解し合えないという悲しみの共有から開かれる世界だ。(小山芳立)

・どうせ・・・はこころの赤信号(名取芳彦)

・迷った時は頭で決めてはダメ。あなたのことならあなたの胸が知っているもの。
どっちが正しいかではなく、どっちが楽しいかで決めなさい。(シャロン)

・他人のせいにすることにかけては天才だ・・・(名取芳彦)

・There is no way to Peace. Peace is a way.平和は目的ではない。平和は方法なのだ。

・私のことをわかってくれない・・・そう思っている私はどれだけ人のことをわかろうとしているだろう(名取芳彦)

・自分のご都合をかなえてもらう拝み方ではなく、自分のご都合に気づくような拝み方をするんです。(名取芳彦)

・忙しい。まったく忙しい。しかし本当は何もしていない(黒沢明『生きる』)

・しあわせとは「なる」ものではなくて「気づく」もの

・多忙は怠惰のかくれみの

・やらなきゃいけないことはやっちゃえばいいんだから

・過去は変わる。これからなすことにより、過去の意味は変わっていく。

・ニヤッとしないでニコッとしましょう(名取芳彦)

・「私ってバカみたい」・・・これはまあ一種の思い上がりでして・・・(名取芳彦)

・幼稚と幼さを間違えちゃいけません(名取芳彦)

・救いへの道などない。救いは道なのだから。

・救いは必ず来る。しかし君が考えてもいなかったありかたで(ゲーリースナイダー)

・人生は喜ばせごっこ

・生きるということはギブ&テイクではない。ギブ&ギブンだ

・なるように、なる

・楽しみはありますね。でも、よろこびはありますか

・どこにも人間はいない。いるのは幸福の奴隷ばかりだ

・たとえあなたが正しい道にいるとしても、そこに座りこんでいては、車にひかれてしまうでしょう

・他人と比べるところから不幸は始まる

・どれか道に迷ったときは、自分を好きでいられるほうを選ぶんだ

・人生というのは、ほんの一瞬の選択で一変する

・ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ

・一生を棒にふって人生に関与せよ(高村光太郎)

・心が開いているときだけ この世は美しい

・他人のために生きない人間は、自分のためにも生きていない

・永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きよ。

・多くを持たない人が貧しいのではない。多くを欲しがる人が貧しいのだ。

・心が止まった時、ちょっと体を動かしてみよう。 人と会ってみよう。 そしてちょっと休んでみよう

・やることやってから心配しよう(名取芳彦)

・人間はめいめい自分の解釈をつくろうとしている。
つくらずにはいられない存在であるらしい。(外山滋比古『思考の整理学』)

・失望も後悔もみんな自惚れの成れの果て

・『思いこみの強さ』と『信じることの深さ』とは、まったく別のことである

・私たちに必要なのは歴史を解釈することではなく、歴史の加担者である自分について理解を深めることだ

・弱かったからではなく、変わることができなかったから敗者となったのだ。
勝者とは、変わることのできた人間のことである。

・愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

・相手は私の鏡だ。相手の不機嫌に気づいたら自分の顔を思え

・この世は鏡だ。ひとりひとりに自分の顔を映して見せてくれる。

・現代の愚かさは知性に満ちた愚かさである

・安心して悩むことのできる社会でありますように

・この世においてこの身について納得などありえないとほんとうに知った人は不満を超えて歩き出す。

・オンリーワンであろうがなかろうがこの世の中で生きていくことを君は全面的に許されている。
そういう世の中であらねばならぬ。

・風当たりが強いのは、君が先頭にいるからだ。

・自分捜しをやってるくせにしがらみは嫌だという。そりゃ矛盾だ。

・裾野を失った山は必ずその高さも失う。

・人は、見も知らぬ人の人生を祝福することができる。人の心は、たぶん そういうふうにできている。

・世の中の流れに合わせて歩いているつもりで実は世の中の流れに荷担している。

・どこかの誰かに勝つより、昨日の自分に勝つことの方がよほど大切

・人は出会いによって、人と成る。私はあなたに出会えて私となる 

・悟るとは迷っていることを悟るのだ

・当たり前を積み重ねると、特別になる。

・しあわせだから笑うのではない。笑うからしあわせになるのだ。

・あなたがむなしく生きた今日は、昨日死んでいった人があれほど"生きたい"と願った明日

・私は人を理解することが下手で、すぐに人を判断してしまう。

・ありがとうの反対語は、あたり前

・われひとり救われるをよしとせず(祖父江文宏)

・勝ったとか負けたとか失敗したとか成功したとかそれは肉眼でみえる表面のできごと。
その体験を通して何を学びどう生きていくかが課題なのです

・孤独は人を利用した報い(調 和晃麿)

・失敗なんてあたりまえ

・仏は人間の苦を救うのではない苦悩の人間を救うのである

・海の彼方にはもう探さない 輝くものはいつもここにわたしのなかに見つけられたから(千と千尋の神隠し)

・いのちにはねがいがある

・前人 樹を植えて  後人 涼を得

・私の日ごろが虚しいのは 何かが不足しているからでなく 身を投げ出すご用が見い出せないからだ

・私は正しい 争いの根はここにある

・自らを 亡ぼすものは 自らのみ

・苦から逃げれば 苦は追ってくる 楽を追えば 楽は逃げていく

・私を見ている人があり 私を照らす人がある だから私は くじけずにいまをあるく

・旅 人に出遇い 自身に生きる

・落ちるところまで落ちたら 掘れ 

・大切なのは、答を見つけることではなくて、正しい質問をしているかどうか。

・正しい質問をいつもすること、それが、いつか 正しい答が返ってくる事になる

・私はこれまでの実験で失敗は一回もなかった。これではできないという発見の連続だっだ。

・私と違えば違うほど私はその人を尊敬する。

・自分の苦しみに対して冷静であることは尊い。他人の苦しみに冷静であるのは傲慢。

・水を飲みて喜ぶ人あり 錦を着て憂う人あり

・口数は多いのに言葉が足りない(綾小路きみまろ)

・脱皮しない蛇は死ぬ。脱皮しない人間は人を死なせる(むのたけじ)

・自分を狂わせ迷わせる敵は内にある。その敵を自分と知らないで自分に愛着している、それを執着という。

・ペテンにかかりやすい産声などあるはずがない。
ふだん自分を自分でごまかしていると、他人のごまかしに乗りやすいだけだ。(むのたけじ)

・岩もあり、木の根もあれどさらさらと、たださらさらと水の流るる(甲斐和里子)

・人はみな、うれし涙の流れるときまで旅人です。(灰谷健次郎)

・一年が始まっても、一日が始まっても、自分が始まっていない。

・相手の良くない面を正確に見ていない者は、相手の良い面も正確に見ていない。
他人の悪い面だけ見たがる人は自分で自分をよく見ていない。

・幸せは奪い取るものではなく共に分かち合うものである。

・真なるものは必ず常に新しい。しかし、新しいもの必ずしも真ならず。

・もしも自分のために輝くなら灯台は船を導くことが出来ない。(むのたけじ)

・わたしは傷を持っている。でもその傷のところからあなたのやさしさがしみてくる。(星野富弘)

・人間はみな、生まれて、生きて、死んでいく旅人だ。そこにおいてみな、平等、対等の。人々はみな、同行者。

・前方を見ようとしない者は足下も見ない。
前方を見ようとしない者に限って、自分のつまづきを他人の足のせいにする。(むのたけじ)

・わが身のいとなみに行き詰まりはない。ただ行き詰まるのは自分の思いだけである。(広瀬杲)

・迷いを捨てて悟りがあるのではない。迷いそのものが仏の糧となるのだ。

・飢えて死ぬより食い過ぎて死ぬ人数が多い。失敗してだめになるより、成功してだめになる人数が多い。(むのたけじ)

・枝葉を取り除いてしまう人は、絶対に花や実を手に入れることが出来ない。

・ひとりぼっちで生まれ、ひとりぼっちで死ぬ。
ひとりぼっちとひとりぼっちの間を埋めるために、ひとりひとりが一緒に存在している。

・生きるということ、それは常に誕生の意味を問われ続けることである。

・すべての苦悩は自己を知らぬより生じ、すべての平安は自己を知るより生ずる。

・人は人から生まれたのではない。人によって生まれつつある存在なのだ。

・天命に安んじて人事を尽くす。

・恋するとは、心を変えることである。自分を変えることによって相手を変えようとする決意である。
相手によって自分が変えられたいとする願望である。(むのたけじ)

・他に服従を強制するものは、そのもの自体が必ずなにものかの奴隷である。(むのたけじ)

・北風の中に春の足音を聞き分ける、そんな耳を持ちたい。美女の舞に骸骨の動きを見定める、そんな目を持ちたい。
我を失うほどの窮境におかれても「はい」と「いいえ」は決してまちがえて発音しない、そんな口を持ちたい。(むのたけじ)

・冬が来たから春は遠くない、と言う人はあっても、春が来た時冬を語る人は少ない。(むのたけじ)

・忘却によるあやまちを犯したくないなら、いつでも子供たちを見つめながら物を考える事だ。(むのたけじ)

・現在がもし暗いなら、最も暗いのは子供の世界である。
将来がもし明るいなら、その予兆はすでに子供の世界に表れている。(むのたけじ)

・花が散ったことを嘆く人は多いが、実を得たときに散った花のことを思い出す人は少ない。(むのたけじ)

・人間にとって大切なことは言葉を尽くすことだ。だがもっと大切なことは、最後の一瞬まで耳を傾けぬくことである。

・一度も失敗しないことは自慢にならない。それは上手であるだけだ。(むのたけじ)

・十回失敗して十回立ち上がっているなら、ことは既に成就している。(むのたけじ)

・無風の日、凧は上がりません。厳しくても、風がない日は凧は天へ上がりません。(むのたけじ)

・人の為、と書いたら、偽という字になりました。

・文明とはなによりも共存しようという意志だ。

・相手の言葉に傷ついてしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです。
怒ってしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです。

・罪とは、人がもう一人の人間の人生の上を通過しながら、自分がそこに残した痕跡を忘れることだった。(遠藤周作『沈黙』)

・賢者は木を考えて実をえる。小人は実を考えて実をえない

・踏みつけられた ひとりの人間を忘れてはいけない

・静かに落ちついてひとりの人間と 出会いつづけていく

・心のこもった 勇気がほしい

・自分を愛していない人間は 人を愛することができない

・むなしくここにとどまらず(親鸞)

・人の悪い所はよく見える 自分の悪い所は 見ようともしないこの私
 
・いたずらに 後悔を 胎(のこ)すことなかれ(親鸞)

・勝利は恨みをうみ 敗北は苦しみをうむ 
    
・自分を憎んでいる人間は 人を憎む 

・娑婆にあるかぎりは つみをつくるなり
  
・自分を良いと思う心が すべてのつまずきのもとである

・寿(いのち)を尽くすまで 如来の法に帰依せん(親鸞『教行信証』)

・終点は新たな出発点

・愚者になりて往生す(末燈鈔)

・心得たと思うは 心得ぬなり(蓮如)

・人間は 他のいのちを 日々 ギセイに している

・自分を語る 今大切にしたいこと

・迷いの絶頂は 自己が自己を憎むということである(信国淳)

・人間は偉いものではない 尊いものです(安田理深)

・青黄赤白 それぞれの色 それぞれにかがやく(釈尊)

・苦をまぬがれるのは その苦を生かしていく道を学ぶことです

・母一億 我が母 ひとり 

・求める心をもつ人は 永遠の若者である

・やり直しのきかぬ人生であるが 見直すことはできる

・聞法は死の準備ではなく 生の糧である

・一切衆生 悉く 仏性を有す 

・ひたすら道を 聞きひらき 

・言わないで 後悔することが 一番よくない 
 
・おもき とがを しらせん  

・すでに この道あり かならず 度すべし 

・賢いものは 学びたがり 愚かなものは 教えたがる

・迷いは今ここに生きている証

・ここにしか咲かない花がある

・落ちる地獄の恐ろしさは知れども
 
・もとの阿弥陀のいのちへ 帰せよ 

・わらうなくかなしむ おこる なやむ 生きるって たいへんなんだなあ

・苦悩を受けしむとも もって苦とせず 

・ひとりとであう ともに生きる
 
・空しさ それは本当にしたいことをしていないぞといういのちからのメッセージ

・無慙愧は名づけて人とせず

・自分がえらいものと思うと 世の中が暗くなる
 
・一切道俗もろともに 帰すべきところぞさらになし

・光に遇うと 光をもたない星までが 輝きを放つ 

・あなたが笑うと わたしはしあわせになる 

・転ずというは 善とかえなすを いうなり
 
・「君に会えてよかった」だれもが心のおくで そんな出会いを求めつづけている とてもしんけんに

・出会いは 生きる ちから

・親鸞一人が ためなり

・人生一生 酒一升 あるかと思えば もう空か
 
・私は正しいと がんばるほどに 行きつく所は 一人の世界

・優劣はない ただ違うだけ 

・煩悩を断ぜずして 涅槃を得

・罪を犯すもの それを人間という

・汝 直ちに 来たれ 

・苦しいのは 自分を中心に しているからだ 

・人間に生まるること おおきなるよろこびなり
 
・孤独は 人を利用した 報い 

・誰も代わる者なし 

・人間思い通りに生きていたらどこまで堕落するかわからない 

・辛い時辛いと言えたらいいのになあ 僕たちは強がって笑う弱虫だ

・汝、起ちて更に衣服を整うべし
 
・救われるということは 自分の居場所を見いだすということ

・恥ずべし 傷むべし

・雑行を棄てて 本願に帰す

・「我こそは正義である」という執われ
 
・いつだって探していた 自分らしくいられる そんな場所を

・わがこころのよくて ころさぬにはあらず

・地をはうように のろのろと あゆむ

・老病死を見て 世の非常を 悟る 

・本当に賢い人は 自分の愚かさを 知る人です
 
・ものごとは、習慣になってからが勝負

・飲水思源

・気にくわぬ 風もあろうに 柳かな…仙涯

・誰も私に 気づいていない 私は誰にも 見られていない けれど私は 一人ではない

・つまずいた 石が 踏み台となる

・本心 本気 本腰 本物 本願 本の字のつくものはいい…相田みつを

・人間一生 酒一升 あるかと思えば もう無いなぁ…相田みつを

・言葉の美しさは 最高のおしゃれ

・もっとも優しい言葉は その人の 名を呼ぶことである

・あなたは あなたの ままでいいと あみだ様は 拝んでおられる

・拝みようがない 拝まれて 喜ぶ なもあみだ佛

・これだけ 与えて 下さってるのに いただかなくて すみません

・たすかる身に なるのではない たすからぬ身に ナモアミダブツ…鮮妙和上

・わたくしは 世を救う者 ではなくて 救われなくては ならぬ者

・百千の灯 あらんも われを待つ灯は 一つ…東井義雄

・大切なのは 生きることであって 生きた結果ではない

・生きている それ自体 限りない ご恩である

・人生とは 途中であきらめる程 残酷ではない

・幸福とは ものの 有難味の わかること

・眼を開けば あたりまえで あることが おどろきになる

・念仏は 私に ただ今の身を 納得して いただいてゆく力を 与えて下さる…鈴木章子

・三月の風と 四月の雨が 美しい五月をつくる(イギリスの諺)

・相手の 辛抱に 気がつかない

・世のなかの どんな人も この私に ないものを なにかをもっている

・親の計画より 子供の夢の 方が ずっと大きい(窓際のトットちゃん)

・枝豆や こんなものまで 塩加減 …魯山人

・大切なものは いつだって 目に見えない(星の王子さま)

・やれなかった やらなかった さて どっちかな

・冬の葱は きびしい寒気の中で かたくならずに 柔らかくなる

・ことばつなぐ とおくと近く ばらとみつばち だれかとだれか いまとむかし すきときらい きみとわたし

・受けて忘れず 施して語らず

・自慢はチエの ゆきづまり

・言う者は 知らず 知る者は 言わず

・無を語る 言葉はなく すべてを語る 言葉もなし…谷川俊太郎

・睡蓮の 低く咲く根の 深さかな
 
・なすびに なすびの なる

・地図で 探せば 故里は 一滴の涙…モンゴルの詩人

・子供は私に似ている 子供は私に似ていない どちらも私を喜ばせる…谷川俊太郎

・水はつかめません 水はつつむものです 人のこころも(詩人 高田敏子)

・私は銭湯が好きである 銭湯に入っていると 自分が世の中の その他大勢の 一人であることが よくわかる…榎本栄一

・ほんものは 続く 続けると ほんものになる

・やさしいことが 言えないのなら 黙っていなさい (映画「バンビ」より)

・空の青さを 知るために 世界中を廻ってみる 必要はない…ゲーテ

・病には 病の値うち 身を横にして 知る 空の青さ

・うけとめる 大地のありて 椿落つ

・くり返す 季節の愉しみ くり返せない 日々の愛しさ

・今や 妻や子に なんの不足があろう みな露のいのちを 生きている

・人生とは ただ その日その日の こと

・初春や 生かされて 生きる わがいのち

・お世辞は 軽い北風のように快い しかし 帆をはって生きるには軽すぎる

・自分がどれだけ 世の役立っているかより 自分が無限に 世に支えられてる ことが 朝の微風の中で わかってくる…詩人 榎本栄一

・鯉のぼり 気ままな風を 恨みもせで

・気がつけば 仏の風は 低い方向に ふいている

・小舟なればこそ 風まかせ 波まかせ

・私は 生かされている 野の草と 同じである (東山魁夷)

・まだ ここに生きる場所あり 屋根の草

・末はみな 仏の道に 落ち葉かな…慶大教授 池田弥三郎

・そうか これが秋なのか

・道を教えてくれる 人も尊いが 一緒に歩いてくれる 人の方が なおさらいい

・ずいぶん 廻り道をして来た しかし それも 又いい

・身体は心と一緒なので 心のゆくところへ どこまでもついてゆく…詩人 吉野弘

・新しき 扉は開かれた 味わって 歩もう

・安かりし 今日一日を 喜こびて み仏の前に ぬかづきまつる…大谷?子

・寺参り まことの 親に会うところ

・暮れてゆくほど 酒の味 かたりあうほど 人の味

・魚は泳げど 水に 跡なき…柳 宗悦

・流れねば 池の氷の 張る厚く…俳人 高橋○窓

・土の中の水道管 ビルの下の下水 大事なものは 表に出ない…相田みつを

・光りをうけ 光りを返す 満月のように

・花がやさしいから 蝶は安心して とまるのです 蝶がやさしいから 花は安心して 開きます

・人のいうことを ナルホドそうかと うなづけたら 何かそこには 小さな花が 咲くようである…詩人 榎本栄一

・ききょう なでしこ おみなえし 言葉の中でかおっている…詩人 清水昶

・自分を はげます 言葉を もって

・人生とは 途中であきらめる程 残酷なものではない

・勝つとか負けるとか 人生は そんな卑しいものではない

・ジタバタ スルナ アシタハ キノオニナル…柳 宗悦

・この日 この時 この場所 つまり 私の全部の人生だ

・愛情のない 批判ほど 間違う ものはない…小林秀雄

・蜂よ お前も 人を刺す 針を もっているのか…妙好人 足利源左

・意志の 上にも 三年

・生命の限り 鳴く蝉よ もっと 鳴け

・見下すことに 喜ぶより 見上げることに 喜びたい

・どんな目でも 空を見上げる 目は美しい (シューベルト)

・隣人の よろこびを わが喜びに

・「こらえさせて」 もらいなはれ (源左)

・念々 これ煩悩 念々 これ大悲 (楽居)

・なまけると 心が空しい 一生懸命になると 自分の非力が よくわかる (相田みつを)

・一寸さきは闇という よくみれば その闇は 私の中にある

・私のあたまに つのがあった つきあたって 折れて わかった

・社会とは 手をつなぐこと 宗教とは 手を合わすこと

・安眠…『地球というふとん 今夜も大の字に あおむいて』

・龍となれ 雲自から 来たる

・波瀾万丈の 世の中を ふりかえれば なにごともないように ほのぼのと光…榎本栄一

・ありがとうありがとう 今日の出会い

・仏法にふれるとは 身辺の 何でもないことを ただ心をこめて すること…榎本栄一 (煩悩林)

・手紙なら筆一本あれば会いに行ける

・口の人 手の人多し 恩の人寡し


他力本願に生きる寺・延立寺
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