1996年10月

 ここ何日かずっと腰痛に悩んでいました。朝起きても夜布団に入っても、昼間もずっと痛いなってだるいなって。でもどうしてかぜんぜん思い当たるふしも無いし、腰痛って遺伝するのかしらなんて、ひどい腰痛持ちだった何年も前に死んだ父親のせいにしたりして。でも理由はあったんです、無邪気に笑う我が家の次男坊潤。13kgの巨体をもてあまして1歳3ヵ月になるというのに、満足に歩けなくって。そのくせ意思だけは強くて親の思うようには動いてくれないから抱えて歩くしかなくって。手をつないで歩けるようになるにはまだだいぶ時間がかかりそうだし、なにかいい案ないかしらと真剣に悩んでいます。ああしんど。

 顕は産まれてからずっと布おむつを使っていました。洗って干してたたんで、けっこう手間かかったけど一人だったから。それがだんだん大きくなっておしっこもいっぱいするようになって、夜だけ紙おむつを使うようになって、お出かけする時も紙おむつになって、そのうち潤を妊娠して私がつらくってすっかり紙おむつになってしまいました。
 潤は最初から全部紙おむつ。顕はおむつが取れるのが遅かったので 我が家はほぼ一年間二人紙おむつ時代を過ごしたのです。
 たかが紙おむつといっても二人分となるとけっこうかかります。お金が。そうなるとやっぱり新聞の折り込みチラシを見て、今日はこっちのス−パ−明日はあっちのドラッグストアと安売りに走ってしまいます。誰も考えることはいっしょだから開店と同時に行かないと売り切れちゃうし、わかってても買いに行けない時もあるし。買えなくて定価の物を買う時はなんとも悔しくて。
 ある日チラシを見て安売りの紙おむつを買いに行ってみると、その日に限って道が混んでて着くのが遅くなってしまいました。でもたかだか15分。それなのにそれなのにもう売り切れ。悔しいけどしょうがないから帰ろうと外に出てみると『お一人様2個限り』なのにあの人なんで4個持ってるの?あの人も、あの人も。連れでもいるの?いました、ベビーカーに乗った赤ちゃんが。自転車の前につけたチャイルドシートにちょこんと座った赤ちゃんが。あの子達ってお一人様なわけ?まだ満足にしゃべれもしないのに自分で自分の紙おむつを買ったわけ?チラシ作っている人ってあんな子達もお一人様って考えているの?
 自分が買えたらこんなにも腹が立たなかったでしょうが、買い損なったから本当に悔しかったしょうもない秋の一日でした。

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