2019年9月

今回は日曜日から月曜日の未明にかけて、関東地方に吹き荒れた台風15号の話を書くつもりでした。
予約を入れていたので、凄まじい混雑も各駅停車も覚悟の上で、運転再開して30分位の京王線に乗ったら、途中駅で待っていたベビーバギーに1歳くらいの赤ちゃんを乗せたママとその母親らしき3人組は、何台電車見送れば乗れるんだろうと思ったこと。
私の1.5倍位の恰幅で、真夏の東京から真冬の国へ1ヶ月くらいお出かけですか?ってくらいのスーツケース持ったお姉さんが、満杯の電車にムリムリ乗ろうとして、大学生みたいな男の子に「ムリですよ」って言われてすごく怒っていた話とか。
でも今回は次男潤の話を書かせてください。
次男が今の会社に就職したのは、特別支援学校の高等部を卒業してすぐ。
オフィスサポートセンターという部署で、みな同じ会社のロゴの入ったモスグリーンのエプロンをして。
あのエプロンに守られていた所もあったようです。
でも今回辞令によりメールサービスという部署に異動になりました。
呑気な私は、ちょっと仕事の内容が変わるだけでしょ?と高をくくっていました。
でも違っていたのです。仕事内容は、時々やっていたことのようですが、エプロンが無いのです、守ってくれていたエプロンが。
夏休暇明けに、新しい部署に洗濯したエプロンを持って行くと、もうエプロンは使いませんと回収されてしまったようです。
エプロンをしていないってことは、普通のサラリーマンのように見えてしまいます。いいんだか悪いんだか。
せっかく会社が認めてくださったんです、あなたに続く後輩達が、目標になれるように頑張ってください。
でも、潤と一緒に五年半過ごしてきたエプロン、わかっていたら写真撮っておいたのに、ちょっと残念。(直子)

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