2017年3月

末娘夏菜が高校を卒業しました。
まだ、東北の地震の爪痕が生々しかった六年前の4月。なんでこんな遠い学校選んだんだろうと、後悔してたりして。
でも、母娘で本当に楽しい六年間でした。
5時半に起きて、6:20に家を出て、6:29のバスに乗る。 でもだんだん家を出る時間が遅くなって、最後は25分くらいの時もあったでしょうか。
間に合うの?と言う私の呼び掛けに、乗ると言って、短いスカートの裾をバサバサしながら駆けていった事も。
もしかしたら防災ヘリのお世話になったかもしれなかった八ヶ岳研修、
たぶんこの先ずっと語り継がれていくだろう大逆転の体育祭。
どれもこれも今となっては、懐かしい良い思い出です。 娘のおかげで、私もいっぱい楽しませて頂きました。
一抹の寂しさを含んだやれやれが、今の気持ちでしょうか、なにしろ5時起きのお弁当作りが無くなるんですから。
夏菜さん、卒業おめでとう。そして母さんにもすばらしい友人達との出会いと楽しい思い出をいっぱいありがとう。
これからのあなたの人生を 母さんは楽しみにしていますよ。

次男潤の卒業した都立八王子特別支援学校のPTAのお母さん達が、素晴らしいリーフレットを作りました。朝日新聞でも掲載して頂いたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「だいじょうぶ、ですか?」。
自閉症や知的障害のある人が、一人で公共の交通機関を使って通勤や通学をしている時、地震や災害やアクシテンドがあった時、どうしてほしいかを 解りやすく書いてあります。イラストも可愛くて、表紙の男の子は、つい潤に見えたりして。
いつも思う事ですが、障害児の母達のバイタリティーあふれた行動力は、感服してしまいます。
やれやれなんて言わないで、私もがんばらなくては。
(直子)

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