2011年12月

 十二月の最初の日曜日。
 集まりに出かける夏菜を送りに、自動車で門を出て少し行ったところで信号待ちの列。
 やっぱり少し混んでるね。やっぱり十二月だね。なんて話していると、後ろからドーン!
 えっ、何?私信号待ちしてただけだよね?
 ちょっとパニック。
 追突。いわゆるオカマほり。
 私は自分の運転技術に自信がないので、ちゃんと前方は車間距離をとっていたので、前の自動車には迷惑かけなかったけど、私の自動車は・・・バンパーがおおきくひしゃげてます。後部座席に乗っていた夏菜いわく、「後ろの車をあんなに近くで見たのは初めて」
 ぶつかってきた車に乗っていたのは二人の小さな娘を連れた若夫婦。ただただあちらは謝るのみ。そりゃそうでしょ。
 私の体には特に異常なし。夏菜も何ともなさそうだったのでそのまま集いに向わせました。
 警察にも来てもらって、相手の保険会社からもすぐに連絡が入ったので余計なトラブルにはならなかったのですが、一日たってから夏菜が腰が痛いと言いだしたり、バンパーを取り換えるくらいだろうと思っていたところが、予想以上の壊れ具合(修理工場の方が「あれで本当にケガがなかったんですか?」と驚いてました)で修理に三週間かかったりで、さんざんでした。
 この事故があった日曜日は、あの、フェラーリが何台もつぶれた多重事故のあった日です。被害金額はほんのちょっと負けているかもしれませんが、びっくり度合いはぜったい負けてません。
 夏菜の腰もたいしたことなかったし、私はぜんぜん平気だったし、自動車も後ろのドアを替えてもらって綺麗になって返ってきたしで、やれやれなんですが。歳の暮れにきて、いろんなことがあった今年のダメ押しって感じでした。
 来年早々は長男顕の大学受験もあります。どうぞ来年は日本にとって、皆さまにとって、我が家にとって、良い年でありますように。(直子)

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