2007年9月

　今年の夏は暑かったですね、って9月になってもまだ暑い。
　毎日毎日大量の麦茶をわかしながら、どうなっているんだろって思ってしまいます。
　9月になったある日曜日、お兄ちゃんは部活で試合、夏菜は一泊で相模湖へキャンプ。一人ぽっちの潤のために、法事の合間をぬって、ちゃんと大好きなおやつやお昼のチャーハンを用意しながら、子ども一人ってなんて楽なんだろうって思ってしまいます。ビデオを見たりゲームをしたり本を読んだりと、一人遊びが苦にならない子だからでしょうが、子ども一人ってことはその子の事だけを見ていればいいんだから。なにしろ、アクシデントも一人分ですし。
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　今年の8月31日は夏菜の9歳の誕生日、前もってちゃんと用意して宿題も終らせて夏菜と二人っきりでディズニーランドに行ってきました。朝食も食べずに6時過ぎのバスで八王子駅へ行って電車で舞浜へ。開園とほぼ同時に入園して、夜のパレードを見終わってちょっと寄り道なんかしたから、帰ってきたのは夜の11時過ぎてました。
　夏菜が疲れたといえば休み、お腹がすいたといえば夏菜が食べたいものを食べ、夏菜が入りたいアトラクションだったら80分待ちだろうと並んで、丸一日夏菜ちゃんデーでした。
　いつもだったら食事をするところだって、みんながここがいいってところはなかなかないから、誰か誰かがガマンすることになるから、その子の機嫌をとらなきゃならないし。アトラクションだってそれぞれだから、ぜったい80分なんて待ってくれないだろうし。なにしろ、住職からして待ったり並んだりするのはキライ。その子である長男顕は、そっくりっていうと怒るけど、そういうとこよく似ていて、待ってられない。潤は大音響のパレードが嫌い。だから母娘で行くのが平和なんです。
　電車を乗り継いで行くのは大変だけど、夏菜が欲しかった大きな風船は買えなかったけど、やっぱり母娘で行くのが平和。また行こうねって予定表を見ながら行かれそうな日をさがしています。（直子）