2006年6月

　長男顕が中学に入学して部活で剣道をはじめました。
　もともと棒を振り回すのが大好きだからすごく合っているのですが、母親の私は大変。
　下校は遅いし、まだ剣道着はないので毎日体操服の洗濯も。
　さらにさらに試合があると（初心者の一年生は応援だけですが）朝六時半に弁当持ちで京王八王子集合なんて言われると、私はひえーって泣きが入りそうです。
　でも来年、顕が試合に出られたら、お寺もお盆もお彼岸もほっぽらかして、私、応援に行かせていただきますので、申しわけありませんがあしからず。
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　八王子の田舎の犬目町あたりでは、隣組という組織がしっかり活動しています。おまつりも「町民祭」だし、いろんな行事もあります。何年かごとにまわってくる組長が今年はなんと我が家なので、春先からばたばた、あわただしくしています。
　夏休み最初の週末に、小学校の校庭でおこなわれる犬目まつりの実行委員はすべて組長さん。何回も行われる打ち合わせ。そして決まるいろいろな役員。出来ることなら何でもやらせていただきたいとは思うのですが、我が家にはひとつだけ問題が。
　次男潤はおまつりが大嫌いです。大の苦手です。遠くに聞こえるお囃子さえ耐えられないらしく、閉め切ってクーラーをかけた部屋の中で、両耳をふさいで私の膝に顔をうずめています。
　でも少しだけお兄さんになったのか、今年は「お母さん、おまつりに行っていいよ。おばあちゃんとお留守番しているから」と言ってくれたので、長女だけ連れて私は役員の仕事ができそうでやれやれです。
　と言っても右も左もわからない私としては皆さんの言う通りにひたすらチョロチョロと動くしかないんですけどね。
　あっという間に夏休み。今年の夏休みは顕の部活に振り回されそうですが、少しはチビさんたちのことも考えてあげなくては。でも家族旅行はムリだろうな 。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（直子）