2002年9月

暑くて、暑くて、暑かった夏が 終わろうとしています。
 あまりにも暑すぎた今年の夏、すごいものを見てしまいました。500mlのペットボトルを片手に街を歩く若者はあまりにも普通になってしまいましたが、八王子の立体駐車場で1リットルの紙パックに入った麦茶をラッパ飲みしている若者を見た時は、そうだよな、500mlじゃ足りないよなと思えたんですが、延立寺の前で幼稚園バスを待っている時2リットルのペットボトルを片手に自転車に乗っている恰幅のいい若者を見た時は、さすがに笑ってしまいました。だって2リットルっていったら2kgですヨ。私が見た時でさえ、まだ半分位は残っていたから、1kg以上を片手に自転車に乗っているわけで、なんか、今年の夏を象徴しているような光景でした。
   ♪    ♪    ♪ 
 先日、長男が、お友だちのドリルを持って帰ってしまいました。宿題もあるし、明日はテストだしというわけで、なんとか返してあげたいのに、名前が書いて無くて・・・。
 隣の席の子、前の子、後の子と次々電話をしたのですが、びっくりしたのは、夕方六時過ぎだというのにお母さんがほとんどいない。ある子のうちは、「ママは八時過ぎないと帰ってきません」なんて。
 たしかあの子のうちは、小三のお兄ちゃんと小一の弟の二人兄弟だよな。ということは夜八時過ぎまで二人でいて、お母さんが帰ってきて、ごはんを作って食べておフロに入って、いったい一年生が何時に寝るの?
 私にだってこのご時世、お母さんたちだって働かなきゃ、大変だって事ぐらいわかります。仕事を始めたら、五時になったらはい帰りますってわけにもいかない事もわかります。そんな事したら明日から来なくていいって言われちゃうことも。
 でも、やっぱり、夜八時過ぎまで子どもだけっていう事にひっかかります。夜八時過ぎっていったら、うちの子たちの寝る時間ですから。
 けっして働くお母さんを批判するつもりはありません。私自身働く母の娘でしたし。ある意味私だって働く母親です。土日が休みになって子どもたちを「家庭に返して」もらっても、何もしてやれないのですから。
 何が悪いんでしょうか。何も悪くないんでしょうか。私はやっぱり気にかかるんですが・・・。(直子)

坊守日誌 INDEX


HOME